WANDS『時の扉』ってどんなアルバム?背景や各曲紹介まで!

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もーりー
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being系アーティスト大好きもーりーです!

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アルバム「時の扉」ってどんなアルバムか気になるぜ!

 

時の扉といえば、ミリオンヒットしたWANDSの大人気アルバムですね。

いったいどんなアルバムなのか、この記事でたっぷりご紹介したいと思います。

私自身、幼少期からずっと聴き続けてきた大好きなアルバムなのです。

90年代に大ヒットしたこのアルバムの情報をまとめていますので、ぜひ読んでください。

 

動画で見たい方はコチラ

【第2回】WANDSのアルバムを語り尽くす会(2nd Album 時の扉前半)
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WANDS「時の扉」ってどんなアルバム?

アルバム「時の扉」は、WANDSのアルバムの中で最も売り上げが高いアルバムです。

以下にて、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

発売の時期

時の扉は、1993年4月17日にリリースされたWANDSの2ndアルバムです。

愛を語るより口づけをかわそうも同時リリースされ、ともにミリオンセラーを記録。

 

4thシングルでありる「時の扉」は、1993年2月26日に先行発売されています。

もちろんこのシングルもミリオンセラーを記録、WANDS歴代2位のヒット曲となりました。

 

当時の背景

WANDSが一大ブームを巻き起こし、まさに一世風靡している時代でした。

1992年7月1日にリリースされた「もっと強く抱きしめたなら」がブームのきっかけ。

さらに1992年10月リリースの「世界中の誰よりきっと」で、中山美穂のコーラスで上杉さんが参加し人気急上昇。

 

当時はbeing系アーティスト全盛期の時代でした。

B’z・T-BOLAN・ZARD・DEEN・大黒摩季などがランキング上位を総ナメ。

そこに新生WANDSが加わり、飛ぶ鳥落とす勢いで有名アーティストの仲間入り。

 

一方で、ボーカル上杉さんはロックを追求したい気持ちを捨てきれずに苦悩の日々。

J-POPで人気者となった世間の評価と自分自身の本心との葛藤が続いていた時期です。

 

メンバー

第2期WANDSメンバーの上杉昇・柴崎浩・木村真也の3人組。

キーボード木村真也さんが大島康祐さんと入れ替わり加入後、初アルバムとなりました。

 

木村さんは学生時代から柴崎さんと友達であり、気心知れた仲間だったそうです。

彼は上杉・柴崎が脱退した後もWANDSとして活動し、第5期WANDSで再度復帰しています。

 

収録されている10曲

このアルバムに収録されている曲は、以下の10曲です。

 

1.時の扉
2.このまま君だけを奪い去りたい
3.星のない空の下で
4.もっと強く抱きしめたなら
5.ガラスの心で
6.そのままの君へと…
7.孤独へのTARGET
8.Mr.JAIL
9.Keep My Rock’n Road
10.世界中の誰よりきっと~Album Version~

 

収録曲10曲はどんな曲なの?

ではでは、このアルバムに収録されている曲はどんな曲なんでしょうか。

ここでは具体的にそれぞれの曲についてご紹介していきたいと思います。

 

時の扉

1993年2月に発売された4thシングル「時の扉」が1曲目に収録されています。

WANDS歴代2位のヒットを記録し、脱退した大島さんが作曲した作品です。

 

もともとこの曲は2ndシングルにリリース候補作品だったそうですが、手直しが入ってからのリリースとなったそう。

イントロのカッコいいギターサウンドは、柴崎さんの繊細で高度なテクニックを感じる。

2019年、上杉さんが中国でのライブで歌うなど時代を超えて愛される名曲。

 

このまま君だけを奪い去りたい

1993年3月にリリースされたDEENのデビューシングルとして有名な曲。

作詞を上杉さんが担当しており、WANDSがこのアルバムでセルフカバーした。

サビの部分の歌詞や曲調が微妙に違うところがあり、それぞれの色が出ている。

 

全体的にバラードっぽい曲であり、上杉さんの透き通った声が響き渡って美しい。

作曲は織田哲郎さんで、彼曰く、

 

メロディー的には極めてオーソドックス。いろんな弦アレンジが思い浮かぶ曲。自分が詞を書いていたらもっと陰鬱なものになっていたけど、上杉くんのキラキラした詞のおかげで素晴らしい曲になった。

とのこと。

ぜひ上原さんにもこの曲を歌ってほしいなと思います。

 

星のない空の下で

WANDSファンの中でも大人気の一曲なのが、星のない空の下で。

イントロの「眠らないまちと〜」の美声がたまらない、何度聞いても飽きないのが特徴。

柴崎さん作曲なだけあって、サウンドもカッコよく仕上がっているのも魅力ですね。

 

この曲は、病気で若くして亡くなってしまった上杉昇さんの親友に向けた歌で有名。

その他、「DON’T CRY」「そのままの君へと…」も親友に向けたものと言われています。

それだけ想いのこもった曲だと知って聞くと、より素晴らしい曲に感じるでしょう。

 

もっと強く抱きしめたなら

WANDSの3rdシングルであり、WANDS史上最も売れた曲として有名です。

1992年7月リリース直後はランキング47位だったものの、29週目で初の1位獲得。

WANDSというバンドを世に知らしめるきっかけとなった曲ですね。

 

作詞は上杉さんだけでなく、魚住勉さんとの共同作品になっています。

上杉さんも後の自伝にて「詞の作り方でとても勉強になった」と仰っています。

魚住勉さんはテーマソングになった三井生命のCM出演の浅野温子さんの旦那さんですね。

 

ちなみに、PV撮影の場所は海浜幕張公園の大芝生広場だったとのこと。

このシングルを最後に大島さんが脱退、第1期WANDSが終了となりました。

 

ガラスの心で

コアなWANDSファンに大人気なのがこの曲。

作曲は柴崎さんなので、カッコいいサウンドに仕上がっているのが印象的。

歌詞はWANDS前半期の特徴である「恋愛ソング」になっている。

 

同アルバム8曲目の「Mr.JAIL」とどこか重なるイメージ。

2番の「どれだけ歌ったなら君に届くのだろう」って歌詞が個人的には好きです。

Little Bit…のアルバムにある「君にもどれない」と似てて、疾走感のある一曲ですね。

 

そのままの君へと…

このアルバムの中で唯一のバラード曲となっています。

上杉さんの綺麗で透き通った歌声が、体全体に染み渡る素晴らしい一曲

「星のない空の下で」と同様に、亡くなった親友に向けた歌詞だと言われています。

 

上杉さん自身は、学生時代からハードロック一筋の人ですが、バラードに適した声。

WANDSの名曲と言われるものはだいたいバラードで、理由は上杉さんの声です。

それがよくわかるのがこの一曲で、ゆっくり落ち着きたい時に聞くのがおすすめ。

 

孤独へのTARGET

アルバム前半の曲とは打って変わって、ポップではなくカッコいいサウンドな一曲。

個人的に大好きな歌で、幼少期から何回もリピートして聞いていました。

この後の「Mr.JAIL」と並んで、ファンが選ぶ好きな曲ランキング上位に入る名曲です。

 

この曲の一番の特徴は、作曲を川島だりあさんが担当していることですね。

彼女は他にも「白く染まれ」や「DON’T CRY」もWANDSに提供しています。

特徴は「ロック」「カッコいい」と感じる曲ばかりで、力強さが際立つことは多いです。

 

Mr.JAIL

私がWANDSの好きな曲TOP5に選曲した、名曲中の名曲です。

少しロックテイストが入った曲調になっているのは、柴崎さんが作曲している証拠。

柴崎さんが作曲した曲は、ハズレがないし上杉さんの声とマッチしていることが多い。

 

小さい頃、どうしても英語の部分が聞き取れず苦労した思い出あり。

1番のサビ部分「You’re Mr.FAKIN’IT」がわからず、FAKINが北京にしか聞こえなかった。

ガラスの心でと似たような曲で、ザ・90年代ってのを感じる曲となっています。

 

Keep My Rock’n Road

ロックで疾走感のある曲が続いた後に、落ち着きのあるゆったりとした音楽になります。

この曲は上杉さんがWANDSで初めて自ら作曲を手がけ、リリースした記念の作品です。

ロックを志していた上杉さんにしては、意外とマイルドな曲にしたんだなという感想。

(事務所から方向性を決められていた可能性はありますが。。。)

 

少しパンチが足りないかなと個人的に思うのですが、それもそれであり。

小さい頃あまり聞かなかった一曲だけど、大人になって聞くと味わい深くて好きになる。

このアルバムの中でこの曲だけテイストが違うと感じるのは、上杉さんの色が入っているからですね。

 

世界中の誰よりきっと 〜Album Version〜

中山美穂さんに楽曲提供したこの曲を、上杉さんがカバーしています。

作曲家の織田哲郎さんの最大のヒット作であることでも有名。

コーラスを上杉さんが担当し、WANDSの爆発的ヒットのきっかけとなりました。

 

このアルバムは中山美穂さんバージョンよりバラード色が強め

コーラスは宇徳敬子さんが担当していて、上杉さんの歌声を上手く引き立てています。

歌詞は中山美穂さんと上杉さんの共作ですが、中山美穂さんも納得の一曲だそう。

(個人的にはLive versionが一番素晴らしい作品だと思っています)

 

まとめ

以上のとおり、WANDSの2ndアルバム「時の扉」をご紹介しました。

私自身、幼少期からずっと聴き続けてきて、いまだに聴いている名アルバムです。

20年以上経った今でも色褪せない曲だらけ、やっぱりWANDSって最高だなと思います。

ぜひ皆さんも、また改めて聴き直してみてはいかがでしょうか。

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