
beingm大好きもーりーです!

第1期WANDSを詳しく知りたいぜ!
1991年にデビューを飾った第1期WANDS。
この記事では、第1期WANDSがどんなグループだったかを詳しく紹介しています。
私自身、長年WANDSを聴いているオタクなので、他にはない情報もたっぷりあります。
伝説と呼ばれるバンドWANDSについて、ぜひ知ってもらえたらと思います!
第1期WANDSの活動やメンバー
では早速、第1期WANDSのことを詳しく書いていこうと思います。
活動期間
一般に言われている活動期間としては、1991年12月〜1992年7月です。
ただ、1991年夏頃から楽曲制作していたそうなので、実際は1年くらいかなと思われます。
ボーカル上杉昇さんは、ビーイング音楽振興会から抜擢。
ギター柴崎浩さんは、BADオーディションで最終選考に残ったことで選抜。
キーボード大島康祐さんは、元々ラウドネスのサポートメンバーでした。
キャリア的にも大島さんが一番実績があり、リーダー的存在。
結構物事もはっきり言う性格だそうなので、適任だと判断したんでしょうかね。
ユニット名の由来
これは諸説あるのですが、長戸大幸さんがハマっていたタロット占い説が濃厚です。
長戸さんはビーイング創業者で、タロットカード「ワンド」から命名したそうです。
実際長戸さんはインタビューで、このように答えています。
前から頭の中に持ってたことが出てくる。たまたまタロットカードやってて「WANDS」になったとか、たまたまジェームス・ディーンの映画観てて「DEEN」になったとか、そういうことありますよね。
名前をつけた長戸さん本人がおっしゃってるので、おそらく間違いないでしょう。
他の説としては、「Wesugi and Shibasaki」や「Wesugi and Show」があります。
が、もともと上杉さんは「Uesugi」でスタートしているのでこの説はなさそうです笑。
メンバーの年齢
柴崎浩 1969年12月13日
大島康祐 1970年9月4日
あまり知られていないのですが、メンバー3人の最年長は柴崎さんなんですね。
その1つ下が大島さん、さらに2つ下が上杉さんで最年少メンバーとなります。
ちなみに、柴崎さんと大島さんは学生時代からもともと知り合いです。
第1期WANDSシングルとカップリング紹介
ではここから、第1期にリリースされたシングルとカップリングを紹介します。
寂しさは秋の色
1991年12月発売のデビューシングルです。
この時はWesugiではなくUesugiという名前で活動スタートしていますね。
2006年に上杉さんが発売した「SPOIL」にも収録されていて、思い入れの強い記念作。
デビュー曲では、上杉さんのちゃんと歌おうって気持ちが伝わってきます。
SPOILバージョンは自由に感情表現をしていて、心の叫びという感じで人間味があります。
ちなみに、SPOILリリース時に上杉さんはインタビューで、
こんな難しい曲をよく新人に歌わせてたなと思った。
っておっしゃっています。
音楽ど素人な僕にはわかるわけもないんですけど、歌うのが難しい曲なんですね。
STRAY CAT
寂しさは秋の色のカップリングに収録されている曲です。
この曲の特徴はなんと言っても、作曲担当の小澤正澄さん。
小澤さんにとって作曲家のデビュー作がこれなんですけど、今や超有名なギタリスト。
僕の中では、以下のとおりビーイングギタリスト五天王がいます。
WANDS柴崎浩さん
PAMELAH小澤正澄さん
T-BOLAN五味孝さん
DEEN田川伸治さん
現在、音楽プロデューサーとしても大活躍中の小澤さん。
4人組アイドルAnge☆Reve(通称あんじゅれ)もプロデュースしていますね。
曲の途中にある小澤さんのギターパートがカッコよくて、それきっかけのファンも多数いるとか笑。
振りむいて抱きしめて
1992年5月にリースされた2枚目のシングル曲です。
この曲はまさに「大島ミュージック全開」っていう感じの曲ですね。
2枚目のシングルは当初、「時の扉」にするか迷っていたと言われています。
他にも「White Memories」も候補だったそうですが、結局この曲に決定。
また歌詞は、当時上杉さんが女性に振られ、そのフラストレーションをぶつけるように書いたそうです。
次の曲以降は大ヒットを連発したことから、無名時代最後のシングルとなりますね。
Baby Baby Baby
ふりむいて抱きしめてのカップリングとして収録されている曲です。
ファンの中で評価が高く、上杉さんの美声が生きる素晴らしい曲ですね。
大島さんが作編曲していて、コーラスには岩切玲子さんが抜擢されています。
岩切さんは、後に大島さんがWANDS脱退後にSO-FIを組むメンバーです。
この曲も然りですが、WANDSってカップリングにいい曲が多いんですよね。
もっと強く抱きしめたなら
1993年7月にリリースされた、言わずと知れたWANDS史上最大のヒット曲です。
浅野温子さん出演の三井生命のCMで、テーマソングだったそうです。
リリース直後はランキング47位でそこまで売れてなかったのも有名な話。
4ヶ月後に中山美穂&WANDSが爆発的にヒットし、そこで火がついたんですね。
この作品の作詞は、上杉さんと魚住勉さんの共作になっています。
魚住さんは女優の浅野温子さんの旦那さんなので、CMも歌も夫婦で演出。
このあたりのタイアップ力は、さすがビーイングって感じがしますね。
また作曲は、多々納好夫さんという方が担当されている珍しいパターン。
多々納さんといえば、スラムダンクテーマソング「君が好きだと叫びたい」の作曲者。
有名な魚住さんと多々納さんを起用したことから、WANDSへの期待が見えますね。
Listen to the Heartbeat
もっと強く抱きしめたならのカップリングに収録されている曲。
「ふりむいて抱きしめて」と同様、大島節炸裂の打ち込みサウンドですね。
聴く回数としてはあまり多い曲ではないのですが、ザ・90年代という印象の曲かなと。
今聴けば懐かしさを感じる曲で、WANDSらしい香りが漂ういい作品だと思っています。
第1期WANDS活動終了の理由
1992年7月リリースを最後に大島さんが脱退を表明して第1期は終了しました。
脱退理由は「新しいグループを組むため」で、直後にSO-FIを結成しています。
第1期は大島さん主導のグループで、WANDS人気爆発のベースを作った時期と思います。
大島さんの作品は第2期でも売れていて、例えば時の扉・恋せよ乙女とかがそう。
第5期結成にも関わってますし、大島さんのWANDSに対する貢献度はとても高いですね。
まとめ
第1期WANDSのメンバーや名前の由来、そしてシングル全曲を解説してきました。
人気出る前の約半年間ですが、素晴らしい曲も多いので個人的には大好きです。
この後の第2期で人気が大爆発するのですが、第1期あってこそなんですよね。
第2期も別の記事でまとめていますので、ぜひそちらも読んでみてください!
コメント