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ZARDのデビューシングルを教えて!
この記事では、 ZARDのデビューシングル「Good-bye My Loneliness」と「愛は暗闇の中で」をご紹介します。
この記事を読めば、リリース当時の背景やエピソードを深く知ることができます。
僕自身、小さい頃から ZARDの大ファンでよく聞いていました。
なかなか知らない情報もたくさんあると思いますのでぜひ最後まで読んでください。
動画で見たい方はこちら↓
ZARD坂井泉水デビューの秘話と流れ
そもそもZardはどういう流れでデビューしたのでしょうか。
きっかけはフジテレビの社長であった亀山社長がビーイング創業者の長戸大幸さんに新ドラマ「結婚の理想と現実」の主題歌を作ってほしいとオファーを出したことがきっかけでした。
その主題歌に新人のZARD坂井泉水さんが抜擢されたのです。
そもそも坂井泉水さんは、1990年にちびまる子ちゃんの初代エンディングテーマで大ヒットを飛ばしたB.B.クイーンズのコーラス部隊のオーディションに来たのが、歌手デビューの始まりでした。
当時から才能豊かでかつ容姿端麗だったため、合格ラインは超えていたそうです。
ただ同じオーディションに、のちにMi-Keを結成する宇徳敬子さんも参加していました。
長戸大幸プロデューサーは悩んだ挙句、宇徳敬子さんをコーラスに抜擢。
坂井泉水さんは別機会でのデビューという形になったんですね。
そして、ドラマの主題歌のオファーが来た際、坂井泉水さんが候補にリストアップ。
何人かの新人アーティストの中から選ばれ、晴れてデビューとなったのが背景です。
Good-bye My Lonelinessのエピソード
この曲は、言わずと知れたZARDのデビュー曲です
ドラマの主題歌という効果もあり、オリコン最高9位にランクインしました。
新人が異例のトップ10入りを果たしたことで、ZARD人気が点灯した作品と言えます。
ちなみに当時はまだZardの表記でardが小文字だったんですね。
次の「不思議ね…」というシングルもZardの表記になっています。
この曲の作詞は坂井泉水さんですが、作曲はヒットメーカーとして名高い織田哲郎さんが担当されています。
デビュー曲からいきなり織田哲郎さんって、今思うと凄いですよね。
ただこの曲がリリースされた1991年時点では、織田哲郎さんは作曲家としてまだそこまで有名ではない状態。
ご自身の最大のヒット曲「いつまでも変わらぬ愛を」もリリースしていない時期です。
当時のミュージックビデオでは坂井泉水さんにまだ硬さがあります。
ナチュラルな女性というイメージが強い坂井さんではなく、ロックでツンとした印象。
初期の頃はまだ方向性が定まってなかったらしく、それを感じ取れる映像ですね。
ちなみに、トレードマークの黒の革ジャンはこのタイミングで既に登場しています。
このミュージックビデオは、岩井俊二さんという方が担当されています。
今でこそ有名な映画監督であり脚本家さんですが、この時はまだデビューする前。
有名な映画作品で言えば「花とアリス」がありますが、作風としてはヒューマンドラマ。
人間のリアルな感情を表現する物が多いのが、岩井俊二監督の特徴ですね。
愛は暗闇の中で のエピソード
この曲は 、ZARDの中でもかなりハードロック要素が強い代表曲ですね。
もともと坂井泉水さんはハードロックが大好きな方。
ハードロックを歌いたいと言う気持ちが強い方だったので、本人のイメージに近い曲だったのではないでしょうか。
愛は暗闇の中でという曲は、1984年にデビューしたBLIZARDというビジュアル系バンドが歌っていた「EMPTY DAYS」のカバー。
BLIZARDは、日本の V 系バンドの走りと言われ、1980年代に人気でした。
容姿端麗なメンバーをセレクションしてバンドを結成したことで有名なんですよね。
曲自体もちろん素晴らしいものが多いんですが、ビジュアル先行で人気が爆発。
結局曲の評価が後回しになってしまたこともあり、解散することになりました。
同じビーイング所属の伝説のヘビメタバンド「LOUDNESS」のようなカッコいい曲です。
愛は暗闇の中でという曲も後々いろんな形がカバーしていますよね。
上木彩矢さんだったり、SARD UNDERGROUNDだったり。
歌う人によって曲の雰囲気が全く異なるんですけど、今でも歌い継がれる名曲だと思います。
まとめ
今回は、ZARDデビュー曲Good-bye My Lonelinessと愛は暗闇の中でを紹介しました。
ZARDとしては上々の滑り出しでしたが、テレビ出演もインターネットもない時代。
知名度のない時期だったため、ドラマの主題歌で使われた効果は大きかったでしょう。
とはいえ、この2曲は本当に名曲だと思いますし、世代を超えて愛されています。
是非もう一度聴き直してみてはいかがでしょうか。
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